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「心のバリアフリー目指したい」 A型事業所「Ulu」下諏訪町東赤砂に開所 来月飲食雑貨店もオープン
2026年6月25日
諏訪地方のママ友2人が中心となり、障害のある利用者が雇用契約を結んで働く就労継続支援A型事業所「Ulu(ウル)」が本年度、下諏訪町東赤砂の県道岡谷下諏訪線(旧ジャスコ通り)沿いに開所した。7月中にはテイクアウト、デリバリー専門の飲食雑貨店「olu olu(オル・オル)」を同事業所内にオープン予定で、利用者やスタッフが地域住民と交流しながら、笑顔になれる場所を目指している。
開所したのは、同事業所代表取締役の五味亜美さん=富士見町=と取締役の御子柴佳奈さん=諏訪市。子どもを通じて知り合った2人は、五味さんの社交性ある気さくで気配りできる人柄に御子柴さんがほれ、「福祉の世界へおいでよ」と障害のある人を支え、やりがいを感じていた福祉事業へ誘い続けていた。
「大変そう」との思い込みから、誘いを断り続けてきた五味さんだったが、御子柴さんの熱意に応えて飛び込んだ世界は「利用者一人一人に個性があり、顔見知りになると笑顔で応えてくれる。御子柴さんが培ってきた利用者に寄り添い、地域に信頼される仕事ぶりは勉強になることばかり」と想像と全く違っていた。諏訪市内のA型事業所のスタッフとして7年間一緒に働き、ことし4月、A型事業所がなかった下諏訪で開所した。
Uluはハワイ語で「成長する」「繁栄」などの意味がある。障害があって職場や社会へ出ることに不安を感じている利用者を支え、事業所を巣立つ「就労」へと導くことを願って名付けた。現在は18〜65歳の利用者6人が在籍。2人を含むスタッフ6人が、車の手配ができなかったり、電車に乗れなかったりして足のない利用者を送迎するのが特徴で、洋菓子の箱詰め、酒瓶の検品とラベル剥がし、工業内の清掃、リゾート施設の草取りなどの仕事を受け、それぞれの能力を高めている。
ハワイ語で「心地良い」「思いやり」などの意味があるolu oluは、「赤砂」交差点に面して明るい事業所入り口を、ハワイをイメージした内装にするなどで準備を進めている。メニュー作りには利用者も協力。若者向けの「おにぎりドッグ」や韓国で流行しているという「ダルゴナコーヒー」、ハワイをイメージして利用者とスタッフが作ったミサンガ、ピアス、輸入雑貨などを置く。
2人は「みんなが気軽に来られ、障害者への偏見が少しでもなくなるような明るく楽しい場所。心のバリアフリーを目指したい」と笑顔を見せた。
問い合わせは同事業所(電0266・55・2492)へ。写真共有アプリ「インスタグラム」でも事業内容などが確認できる。(写真は、事業所内に開設するolu olu。五味さん=中、御子柴さん=右、スタッフ)
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