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「柿蔭山房」今月から11月まで月に2日公開 活用のイベントも 下諏訪町
2026年5月14日
下諏訪町は、町ゆかりのアララギ歌人、島木赤彦(1876〜1926年)の生誕150周年と没後100周年の節目に合わせ、赤彦が晩年を過ごした住居「柿蔭山房(しいんさんぼう)」を開放する。通常予約制だが、8月を除く5〜11月に各2日、公開日を設け、住居を会場としたイベントも企画。赤彦をしのんで顕彰し、改めて知る機会としてもらう。
町によると、柿蔭山房の名称は柿の実の色を好んだ赤彦が付けた。赤彦が養子に入った士族、久保田家の住宅で江戸時代後期に建てられたとされる。赤彦は県内で教員をした後、1914年に上京して短歌誌「アララギ」の編集に関わり、晩年は住居を拠点に活動したという。82年、町の指定文化財になった。
以前は5〜10月の土日に開放していたが来場者が少なく、2024年度から予約制としている。文化財を活用する視点でも、一般住民が利用できる方法を模索しているといい、今回企画するイベントは住居の周知に合わせ、活用方法のアイデアを試すことにもつなげる。
公開日は毎月、後半の土日で計画しており、今月は23(土)24(日)両日の午前9時〜午後4時に開放する。23日午前10時からは、赤彦の研究などをしている「赤彦の会」の西村増夫さん(星が丘)を講師に迎え、「高木文学散歩」を開く。柿蔭山房を起点に高木地区の歌碑を巡り、赤彦についての話を聞く。参加無料、定員20人程度(予約不要)。
住居の入場は無料。自由に見学でき、スタッフも常駐する。6、7両月のイベントはおはぎ作り、ヨガ体験を計画中。町諏訪湖博物館・赤彦記念館は「見学だけでなく、立ち寄って休憩してもいい。著名な歌人がいたことを地域の人に知ってもらいつつ、文化財の住宅も知ってほしい。節目に合わせ、赤彦について振り返る機会にしたい」としている。
問い合わせは同館(電0266・27・1627)へ。(写真は、一般公開する柿蔭山房)
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