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18日からの長期休館前に「思い出展」 岡谷の小さな絵本美術館本館
2026年5月9日
一般財団法人小さな絵本美術館は、岡谷市長地権現町の本館を18日(月)から休館する。収蔵品のアーカイブ化に向けた作業のためで、再開時期は未定。企画展「わたしたちの思い出展」を開き、2024年に亡くなった創設者の絵本作家さとうわきこさんと、夫の武井利喜館長が国内外の多くの絵本作家と交流し、収集した貴重な原画を厳選して並べる。
絵本シリーズ「ばばばあちゃん」などの著者として知られるさとうさんが、1990年に本館、97年に原村の八ケ岳館を開館。本館は昨年35周年を迎え、「収蔵品を後世に残していけるよう整理する」(同法人)ため長期休館する。
企画展では国内15人の計48点、海外7人の計36点を展示。両館で作品展を開くなど関係が深い作家たちといい、各2〜8点を厳選した。「ぐりとぐら」シリーズのやまわきゆりこさん、「はじめてのおつかい」や「こんとあき」などの林明子さんら国内を代表するロングセラー作家の原画のほか、生涯で17冊余りを手がけた木葉井悦子さんが来館時、ベニヤ板2枚に描いたという大型絵画も見どころという。
海外作家では、グリム童話原作の絵本で知られるフェリックス・ホフマンさん(おおかみと七ひきのこやぎ)、ハンス・フィッシャーさん(ブレーメンのおんがくたい)らの作品がそろう。武井館長が作家ごと思い出をつづった文書も添える。東京都出身のさとうさんが、諏訪地域の厳しい寒さを経験し、春の訪れを願って描いたという「ばばばあちゃん」シリーズの「たいへんなひるね」の原画や、武井館長が集めた古書も飾る。図書コーナーでは絵本の実物を手に取れる。
17日(日)の会期終了までギャラリートークなども企画し、同法人は「作家たちとのつながりを大事にしてきた美術館。歴史と共に楽しんで」と話す。
午前10時〜午後5時。火、水曜定休。入館料は一般750円、中高生300円、小学生200円。問い合わせは本館(電0266・28・9877)へ。
(写真は、国内外絵本作家の貴重な原画など収蔵品を公開している企画展)
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