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「塩嶺小鳥バス」運行始まる 早朝に自然の中、野鳥の姿追う
2026年5月4日
塩尻峠周辺に広がる自然公園「塩嶺御野立公園」で早朝、野鳥観察を楽しむ「塩嶺小鳥バス」(実行委員会主催)は3日、今季の運行が始まった。初回は諏訪地域を中心に県内外の37人が、木漏れ日が差す園内を散策し、肉眼や双眼鏡越しに鳥の姿を追った。
1964年に始まった探鳥会で、73回目。参加者はJR上諏訪駅西口(諏訪市)を出発し、同市と下諏訪町、岡谷市の10カ所に停車し、同公園に到着。日本野鳥の会諏訪支部幹事の西教生さん(富士見町)ら会員が案内した。
会員によると、園内ではこの時季、シジュウカラやオオルリなど二十数種類、年間では約50種類の野鳥を観察できるといい、一行は散策が始まると早速、園内に響くキビタキやシジュウカラ、ヒガラのさえずりに耳を澄ませた。鳴き声や会員の誘導を頼りに肉眼で探し、姿を確認すると双眼鏡で観察した。カメラの望遠レンズを向ける参加者も。市商業観光課によると、この日は25種類を確認した。
アカハラやヨタカなど現在は見られなくなったという鳥の紹介もあり、西さんから「時代ごとに見られる鳥は変わる。新しく見られるようになった鳥もいる」と解説を受けた。
夫婦で参加した上田市の中学校男性教諭(62)は「キビタキが撮れてうれしい。ツツドリも撮りたい」とカメラを手に熱中。妻(56)は「案内していただけるので、普段聞き逃している声も楽しめる。気になったことを教えてもらえてありがたい」と笑顔だった。
催しは当初、同支部が主催していたが、現在は市と同支部、市観光協会、岡谷商工会議所などで実行委を組織し続けている。今季は全4回で、24日まで毎週日曜に開催。いずれも既に定員に達していて、計161人が申し込んだという。
(写真は、野鳥観察を楽しむ参加者)
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