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岡谷市が市制施行90周年 記念式典で歩み振り返る
2026年4月26日
岡谷市の市制施行90周年記念式典は25日、カノラホールで開いた。市関係者や来賓、市民ら約350人が出席。1936年の市制施行から90年の歩みを振り返り、次の100周年へ向けたまちづくりへの思いを新たにした。功労者等表彰や国家表彰受章者への賀状贈呈に続き、セイコーエプソン元社長の碓井稔さんによる記念講演もあった。
式典は2部構成。第1部では、市民憲章唱和、市歌斉唱に続き、市政の発展に尽くした功労者ら44人・19団体を表彰した。このほか国家表彰受章者9人に賀状を贈った。早出一真市長は式辞で、平野村が町制を経ずに県内4番目の市として誕生した歴史に触れ、「先人たちがこの地に抱いた未来への希望とたくましさは、今の私たちの礎」と強調。製糸業で「シルク岡谷」として発展し、戦後は精密機械工業都市として歩んできた歴史を振り返った。
この10年の取り組みとして、子育て支援や川岸学園整備事業、岡谷市民病院を拠点とした医療提供体制、防災・減災対策などを紹介。中央道諏訪湖スマートインターチェンジの供用開始や諏訪湖サイクリングロードの全線開通にも触れ、「JR岡谷駅周辺と川岸学園の整備事業は、本市を新たなステージへ飛躍させるための重要な施策」と説明した。人口減少や物価高、国際情勢の不透明化などの課題を踏まえ、「先人の精神を受け継ぐ私たちには不安を確かな希望へと転換し、未来を切り開く力がある」と述べ、次の100周年へ「誇りと愛着に満ちた岡谷市の未来を力強く切り開く」と決意を語った。
表彰の受賞者を代表し、小林睦巳さん、中島幹夫さんが謝辞を述べ、岡谷商工会議所の小宮山英利会頭の発声で万歳三唱を行った。
第2部では、碓井さんが「夢を力に『誠実・努力』と『創造と挑戦』で 諏訪から世界へ、そして未来へ」と題して講演。エプソンの技術開発や事業改革を振り返り、創業時から受け継ぐ理念を基に、変化に向き合い挑戦を続ける大切さを紹介した。人工知能(AI)の進展や環境対応などにも触れ、次の10年、100周年へ「過去を敬い学び、未来に夢を持つことが大切」と呼びかけた。
会場ロビーには、市制施行以降の主な出来事を年表と写真で紹介するパネルを展示。来場者が岡谷の歩みに見入っていた。
(写真は、市制施行90周年を祝い、万歳する来場者たち)
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