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信州豊南短大が留学生のバイト探しを支援

2026年4月25日


 本年度に大人数の外国人留学生が入学した信州豊南短期大学は、留学生がアルバイトをできるよう支援している。言語コミュニケーション学科に入学した留学生は215人で、このうち約130人が生活費や学費を稼ぐために就労を希望。同短大は人材を求める中南信地域の事業所との集団面接を実施し、実際に仕事が決まった留学生が出てきている。
 集団面接は、一般社団法人link(リンク、下諏訪町)に業務を委託して開催している。同法人によると、同短大入学前に日本語学校で学び、その時期にコンビニや飲食店で働いていた留学生が多く、同様の業種でのアルバイト希望者が目立つという。
 14日は、近隣自治体で飲食店を経営する企業との集団面接が同短大で行われ、社長や担当者が来校。約40人の留学生が申し込み、2人ずつ面接を受けた。飲食業は接客を通して日本語を学べるという利点があり、面接を終えたネパール出身の学生(21)は「日本語を上手に話せるようになり、(日本語能力試験の)N2を取りたい」と抱負を述べていた。
 これまでに70人以上の留学生のアルバイト先が決まったという。今後は個々に面接を受ける留学生の支援にも取り組んでいく。同短大の担当者は「留学生が地域の協力の下で貴重な就労経験を積み、地域社会に貢献できる人材へと成長してくれれば」としている。
 同短大は、近年深刻な定員割れが続く。存続に向けて学生を確保するため、留学生の受け入れを本格化。本年度は言語コミュニケーション学科の定員(1学年100人)を上回る留学生が入学した。幼児教育学科については、2027年度以降の学生募集を停止する方針を打ち出している。
(写真は、アルバイトの集団面接を受ける留学生)