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岡屋大昔アクションズ発足 「考古館」も保存・活用検討
2026年4月20日
岡谷市本町の岡谷十五社敷地内にある「岡屋考古館」の保存、活用の検討を通して、岡谷の歴史や伝統を再発見していこうと、新団体「岡屋大昔アクションズ」が19日、発足した。11月まで毎月第3日曜日に同考古館を定期開館し、併せて岡谷の歴史に触れる「岡屋大昔デイ・ミニトーク」を開きながら、同考古館の今後の方向性を探っていく。
岡屋遺跡は1955年、成田町上から高尾山方面への林道開設時に大量の遺物が見つかり、存在が判明。56〜59年に発掘調査が行われ、住居跡10棟をはじめ、縄文時代前期から晩期(3千年前)と弥生時代後期の石器や土器類、古墳時代から平安時代にかけて作られた土師(はじ)器が出土した。
遺跡現地が岡谷十五社の社有地だったことから、当時の総代を会長に岡屋遺跡保存会を結成し、寄付を募って62年に十五社境内に岡屋考古館を建設。75年ころまでは十五社社務所が管理運営に当たり、常駐の管理人がいたものの、その後は保存会は消滅し、管理運営も放棄されていた。
考古館完成から60年の2022年、同館を取り上げた展示やフォーラムが開かれたことを切っかけに再注目され、23年から一般社団法人大昔調査会(諏訪市)が定期開館してきた。新団体はこれまでの定期開館に加え、より地元に根差して保存や活用を考えていこうと、調査会やこれまで熱心に活動してきた人たちがグループをつくり、準備を進めてきた。
本年度初回の定期開館に併せて、考古館近くの照光寺光明閣で開いた岡屋大昔アクションズの設立総会には約20人が参加。設立準備会の三上徹也代表がこれまでの経過や「岡谷を発見しよう。」をスローガンに掲げる団体の活動などを説明した。主な活動内容として▽岡屋考古館の価値訴求、運営、保存▽小規模な対話・集まりの開催▽岡谷の過去や記憶に関するテーマの提示▽参加者同士の自由な発言・傾聴を重視した進行▽話題提供としての講座などの開催—を挙げた。規約なども示し、役員として会長は三上さんが務める。
設立総会では最後に三上会長が「岡屋考古館についての課題と方向性」について説明。「喫緊の課題として遺物や建物についてその責任の所在含め、考える機会や場を設ける必要がある」と指摘した。
岡屋大昔アクションズでは個人会員(年会費千円)や賛助会員(1口千円)を募る。第3日曜日の考古館定期開館は午前9時半〜10時半。午前11時から光明閣(7月は岡谷区公会所)でミニトークを開く(資料代500円)。ミニトークは会員以外も自由に参加できる。問い合わせは三上会長(電090・2204・2818)、または河西さん(oka.omu.act@gmail.com)へ。
(写真は、発足した「岡屋大昔アクションズ」)
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