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上伊那准看護学院 移転新築で学びやすく

2026年4月9日


 上伊那医師会付属准看護学院が、伊那市狐島から同市荒井に移転新築された。これまでの校舎は建築から約60年経過し、老朽化していた。手狭だったという敷地を広くするなどして、学びやすい環境に近づけた。
 新校舎は市富士塚スポーツ公園運動場西側に建設し、木造2階建ての延べ床面積990平方メートル。旧校舎に比べ約200平方メートル広い。総工費は約7億円。県と上伊那広域連合の補助金、支援金を受け、一部に充てた。
 教室や図書室、実習室、講堂などが備わり、旧校舎と同様に上伊那医師会の事務室も併設した。上伊那広域消防本部が近くにある立地を生かし、災害時は医療拠点として活用していくことも視野に入れている。
 校舎内を木質化したのも特徴で、上伊那医師会の城取誠事務局長は「木を多く使ったため、明るくなった」。「南アルプスを望む立地。新しい校舎で、学生たちの学びを支えていく」とする。
 コロナ禍以降、入学者の数が減っており、ここ数年は定員40人に対して半数ほどにとどまっているという。城取事務局長は「学びやすい環境にもなった。入学者を増やす切っかけになれば」と期待を寄せる。
 旧校舎には実習室の機能を残してある。ほかの部屋などの活用については検討中としている。(写真は移転新築した上伊那医師会付属准看護学院。4月1日から利用している)