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高遠城址の桜満開 「天下第一」目当てに人出

2026年4月4日


 伊那市の高遠城址(じょうし)公園のタカトオコヒガンザクラが3日、満開となった。園内には約1500本が植わり、桜の本数や圧巻の景色から「天下第一の桜」とも呼ばれる名所。一帯は薄紅色に彩られ、見物客の目を楽しませている。
 市が同日、満開となったことを発表した。市高遠商工観光課によると、満開は昨年に比べて8日、過去10年平均に比べて6日早い。満開の期間は1週間弱ほど続くと見込んでいる。
 この日の伊那の最高気温は19.5度で、4月下旬並み。晴れて花見日和になり、県内外から多くの見物客が訪れ、春らんまんの風景を満喫。スマートフォンで花を撮ったり、ベンチに座って園内で販売されている軽食を食べたりしていた。
 花見スポットの「桜雲橋」付近は特ににぎわった。茨城県の男性(76)は「一度は見に来たいと思っていた。風情がある景色で驚いたし、この桜の数は本当にすごい」と笑顔。橋を背景に写真を撮り、散策を楽しんだ。
 市は週末の混雑を解消するため、平日の花見を促している。同課は「分散させるのも目的に、週末は通常に比べて入園料を上げた。平年だと1週間は満開が続くので、平日に訪れてもらえれば」としている。
 入園料は大人600円(きょう4、5、11、12日は1000円)、小中学生300円。午前6時〜午後9時。夜桜のライトアップは午後6時〜9時。園内では「さくら祭り」が開かれ、軽食を販売したり、フォトスポットを設けたりしている。問い合わせは市高遠町観光案内所(電0265・94・1745)へ。
(写真は、満開の桜で彩られた桜雲橋。写真スポットとなり、多くの人でにぎわった)