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幼児教育学科募集停止へ 信州豊南短大が27年度以降
2026年3月27日
信州豊南短期大学を運営する学校法人信州豊南学園(辰野町)は、幼児教育学科について2027年度以降の学生募集を停止する。近年、志願者数が定員(100人)の半分にも満たず、学生確保が困難になったため、今月の理事会で決定。4月に入学する学生が卒業する27年度末で廃止し、学科は言語コミュニケーションのみとなる。
同短大は信州豊南女子短期大学として1983年度に開校。2000年度に男女共学となり、現在の校名に改称し、言語コミュニケーション学科を設けた。幼児教育学科は08年に開設され、これまでに700人以上を幼児教育や保育分野へと送り出してきた。
幼児教育学科は、約10年前まで定員を超える志願者がいたが、徐々に減少。23年からは定員の2割を下回り、維持についての検討が始まった。当初は定員を50人に減らして存続する案も出ていたが、本年度の入学者は16人で、新年度の入学予定者も10人という深刻な状況から、学科の維持が限界として募集の停止を決断した。
上田渡学長は「後発でできた学科で、ほかの短大と競争することも難しかった」と受け止める。「今回の判断を明るく捉えてもらい、学生の募集停止を一つの起爆剤にして、今後も存続していくために変わっていきたい」としている。
27年度末までは、授業やキャリア支援を継続する。27年度からは幼児教育学科の定員数を言語コミュニケーション学科に加え、定員200人とする方針だ。
少子化に加え、四年制大学を目指す高校生が増える中、生き残るため、本年度からは言語コミュニケーション学科への留学生の受け入れに力を入れている。上田学長は「まずは人員を確保して、町唯一の短大を残し、今の学生のニーズに合わせた特色ある短大を目指していきたい」と話している。
(写真は、2027年度以降の幼児教育学科の学生募集停止を決めた信州豊南短大)
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