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音と技術80年の歩み紹介 「すわのね」企画展 ニデック最古のオルゴールも 下諏訪町

2026年3月22日


 諏訪大社下社秋宮近くにあるニデックオルゴール記念館「すわのね」は、企画展「オルゴールが紡いだ80年—音と技術の継承—」を開いている。三協精機製作所として創業し、オルゴールメーカーとして歩み続けてきたニデックインスツルメンツ(本社・下諏訪町)の80周年と、同館のリニューアルオープン10周年を記念して企画。創業時から現在に至るまでの貴重な資料や製品を展示している。5月10日(日)まで。
 同社の現存最古の製品で、米国の骨董(こっとう)店で発見、寄贈された「木製宝石箱オルゴール」、電動カード式の「140弁オルガニート」、大型シリンダー式の「マンモスオルゴール」を初公開。特に、140弁オルガニートは、現役社員も音色を聞いたことがなかったといい、当時の精密機械技術が詰まった製品という。
 このほか、昔懐かしいオルゴール付きのテレフォンレストやビスクドールなどのおもちゃから最新の製品、同社関連の新聞記事や写真などが並ぶ。
 28日(土)は、午前11時と午後2時から特別イベントを開く。日本のオルゴールの歴史や、同社の高級オルゴール「オルフェウス」の製造工程について講演。同社オルゴール編曲者の飯田英樹さんによるピアノとオルフェウスのコラボコンサートもある。申し込みは不要だが、入館料が必要。
 同館は「戦後の平和産業として始まった、日本のオルゴールの歴史をたどる展示。初公開のオルゴールのほか、懐かしさを感じる製品も並べているので、ぜひ足を運んでほしい」としている。
 入館料は一般1000円、小中学生500円。月曜日休館。31日(火)は館内メンテナンスで臨時休館。24日(火)〜4月3日(金)は諏訪地域在住、在勤、在学者を対象に、平日の入館料を無料とする。問い合わせは同館(電0266・26・7300)へ。(写真は、初公開の電動カード式オルゴール「140弁オルガニート」)