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岡谷東部中の生徒がデザイン 名所など入れたマンホールぶたを設置

2026年3月14日


 岡谷東部中学校3年生がデザインしたマンホールぶたが13日、岡谷市長地権現町の市道30号東堀線の歩道に設置された。137人の作品から自分たちの投票で選んだ2点で、市花ツツジの名所・鶴峯公園(川岸上)と、高ボッチ山からの岡谷の景色がモチーフ。道を行き交う人に岡谷の魅力を伝えている。
 同校美術科の椎名陽子教諭が「美術には社会を豊かにする力があるということを学んでほしい」と考え、「ご当地マンホール」をヒントに始めた授業が切っかけ。学習を知った市水道課職員がふたの製作を提案し、2024年3月から毎年2カ所ずつ設置して計6カ所になった。
 場所は、東堀線と市道32号湖岸通り線が交わる丁字路交差点近く。いずれも直径60センチの鋳鉄製で、図案を印刷したシールを貼った仕様という。
 植物が好きでツツジを題材にしたという生徒は「手前に配置した花を大きく描き、美しさや華やかさを表した。市内にきれいなツツジが見られる公園があると知り、足を運んでほしい」と期待。諏訪湖と山並みを囲むように、ツツジと高ボッチ山に咲くハクサンフウロを配置したという生徒は「(上下半円の)市章に寄せた。実際に山に登るなど、岡谷の自然に触れてほしい」と話していた。
 図案製作は2年次の授業で実施し、本年度2年生も既に取り組んだ。市は、中学生が考案したデザインのマンホールぶたの設置を新年度以降も続ける考え。設置式であいさつした宮坂享教育長は「学習過程で、岡谷の特徴や『らしさ』を考えたことは魅力を見つめ直す機会になっただろう」と話した。  
(写真は、デザインしたマンホールぶたを手にする生徒)