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天然の素材で自然表現 風音彩・光翠さん岡谷美術考古館で個展
2026年3月3日
「風音彩(かぜねいろ)」「光翠(こうすい)」の二つの名前で、加工した天然の葉や樹脂を画材に制作する作家(安曇野市、本名・非公表)の個展が2日、岡谷美術考古館で始まった。県ゆかりの作家を支援する同館のアーティトス育成展。「心のままに希(のぞ)む」と題し、県内などの自然を爽やかに表現した約50点が並ぶ。17日(火)まで。
風音彩として、葉脈のみ残るよう加工された「スケルトンリーフ」などをパネルに貼って、彩色する「ボタニーペインティング」を制作。2023年に協会認定講師となり、作家活動を始めた。24年からは光翠として、樹脂のレジンをさまざまな道具で加工して海や湖などの波を表現するアートに取り組む。昨年には、松本市で初の個展を開催。これまでに現代美術家協会の公募展にも出品している。
会場には、スケルトンリーフとアクリル絵の具で霧ケ峰のサンピラー(太陽柱)と霧氷を表現したというアートや、レジンなどで表現した御神渡りが出現した諏訪湖など、諏訪地域が題材の作品もある。24年に同協会の現展に初出品した「光の春」は82センチ四方で、ハスの葉と淡い色彩で春を表現したという。レジンの作品は光を当てると波の表情が変わるといい、来館者にはLEDライトを貸し出す。
SNS(交流サイト)でボタニーペインティングに出合うまで制作活動はしたことがなく、認知症の母と一緒に作って「思い出を形に残したい」と考えて始めたという。「自然を表現し、本物に近づけたい。一番は見た人に笑顔になってほしい」と話す。
午前10時〜午後6時。水曜休館。同展の鑑賞は無料。問い合わせは同館(電0266・22・5854)へ。
15日(日)午前10時半と午後1時半からは、作家によるワークショップ(WS)を企画。スケルトンリーフをあしらったメッセージカードを作る。小学生以上が対象。参加費700円で定員各5人。要申し込みで、5日(木)〜12日(木)受け付ける。
(写真は、ボタニーペインティングの作品と風音彩・光翠さん)
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