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「413Cafe」期間限定で9年ぶり営業 下諏訪「おんばしら館よいさ」で

2026年2月18日


 下諏訪町の観光施設「おんばしら館よいさ」に併設している「413Cafe(よいさカフェ)」が、およそ9年ぶりに営業している。八島湿原近くの「八島山荘」が期間限定で出店し、信州ならではのおやきや五平餅、おでんなどを提供。地元住民や観光客などが立ち寄り、憩いの場となっている。
 カフェは、近くにある諏訪大社下社春宮の参拝や同館の見学で歴史文化に触れながら、一息つける場所を確保しようと同館や敷地と合わせて町が整備。調理設備を備えたテイクアウト用の施設で、2016年4月の同館オープンと同時に当時の町内飲食店が営業を始めたが、同年11月ごろに撤退した。
 その後も出店者を募ったが希望がないままコロナ禍にもなり、営業されない状態が続いた。八島湿原のオフシーズンに、町場で出店できる場所を探していた八島山荘が名乗りを上げ、昨年12月に営業を始めた。
 同山荘の食堂で調理を担う小島由希子さん(47)=萩倉=が切り盛りしている。料理は地元の食材にこだわり、諏訪地域のみそや町内事業者の豆腐などを使用。同山荘は下諏訪商工会議所による「諏訪鹿食廊(かじきろう)」の認定店で、鹿肉料理も提供している。
 甘酒やコーヒーなどの飲み物、土産になる菓子類も扱い、店前にはテーブルと椅子も置いた。観光客と住民の両方に好まれる店を目指す中、近隣住民や子どもたちが多く訪れ、「お店があってありがたい」「これからも続けてね」などと声をかけられるという。
 小島さんは「移住者や子ども、お年寄りにも喜んでもらえ、始めて良かった。地元の人が憩い、観光客が休める場所となって交流が生まれたらうれしい」と話している。
 午前11時〜午後4時に不定休で営業しており、4月中旬までを予定している。営業日の確認、問い合わせは写真共有アプリ「インスタグラム」内のアカウント「八島山荘」へ。
(写真は、約9年ぶりに営業している「413Cafe」)