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診療予約の負担軽減へ 日赤病院が9日からAI電話導入

2026年2月6日


 諏訪赤十字病院は9日(月)から、診療予約に対応する予約センターにAI(人工知能)電話システムを導入し、外来看護師の負担軽減を図る。併せて「電話がつながりにくい」という患者の声の解消にもつなげる。
 導入するシステムは、診療の予約や予約変更などに関する電話を自動で受け付け、AIが音声で聞いた内容を文字情報として整理・記録する仕組み。受付順に作ったリストの情報を関係部署が共有する。これにより予約者とのやりとりは3分程度に短縮できるとする。
 センターは現在職員2人が対応し、1日平均約60件の電話が寄せられている。検査などに関わる予約電話は関係する外来看護師に転送して対応してきた。外来への転送は1日平均8件程度があるといい、1回で15分程度の時間を費やすことから、看護業務にも支障が出ており、改善が求められていた。
 システム導入後は、整理されたデータに基づき予約対応ができ、確定後は予約者のスマートフォンにショートメッセージを送るか、固定電話へ3日以内に連絡するようになる。AI対応は約100回線あるといい、混雑時にも不通にならず、同時回線で受け付けが可能。
 同病院は県内のほかの日赤病院に先駆けて、昨年5月から健診センターに予約対応のAI電話システムを導入している。医療情報課の職員は「状況をチェックしながら運用していき、不具合があれば改善を図っていく。外来予約受け付けのルールの統一を進め、将来的には予約センターで一元的に対応できる体制を目指したい」とする。
 診療予約専用のAI電話の番号は、050・1725・5636。当日、翌日の診療に関するものは利用できない。
 (写真は、9日からのAI電話対応をPRする職員)