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多幸願い「宝」をつかむ 諏訪大社で「節分厄除追儺式(やくよけついな)」下諏訪町

2026年2月4日


 諏訪大社の節分祭「節分厄除追儺(やくよけついな)式」が3日、下諏訪町の下社春宮、秋宮であった。恒例の宝投げでは、老若男女がこの一年の多幸を願い、年男年女らが投げる福を求めて手を伸ばした。
 諏訪大社と地元関係者でつくる諏訪大社節分会が主催。赤鬼や青鬼、役員や賛助者、年男年女らを乗せたバスなどが町内や岡谷市長地地区をパレード。春宮、秋宮の順に追儺式を執り行った。
 鬼やらい行事では、神職に追われて逃げ回る赤鬼、青鬼にかみしも姿の年男年女、着物を着た福娘らが「鬼は外、福は内」と唱えながら豆を投げて厄よけを祈願。参拝者は一緒に唱えたり、落ちた豆を投げたりして参加した。
 宝投げでは、神楽殿から福豆や福銭、みそなどの引換券入りのミカン、菓子や日用品などが景気よく飛んだ。参拝者は「こっちにも投げて」と声を上げ、懸命に手を伸ばして福を拾った。
 籠を持って宝投げに参加した岡谷市の小学生(12)は「みんなけっこう思い切り投げるから、あんまり取れなかった。リベンジしたい」、母親は「ことし一年みんな健康に過ごせたら」と願っていた。
 諏訪大社節分会の尾上武委員長は「大勢の皆さんを迎えて、長い歴史と伝統を守る節分会が盛会に開催できた。令和8年が素晴らしい年でありますように、多くの福をいただいてほしい」と話していた。(写真は、大勢の参拝者でにぎわう春宮境内)