NEWS

学校裏山を遊び場に 神明小5年2組ベンチや手すりなど整備

2025年12月28日


 神明小学校5年2組の25人が本年度の総合的な学習の時間で、学校敷地内の山を整備した。全校児童が楽しく遊べる憩いの場にしようと、これまでに木製のベンチや斜面を登りやすくするための手すり、ロープを設置。既に児童や、来年度に入学を予定する園児らが遊んでいる。
 山は西側校舎裏にある。4月から山に続く歩道の草刈りや、登りやすいよう道に段差をつける整備を進めてきた。手すりは、道沿いに木製のくいを打ち込んで取り付けた。「遊ぶときは周りに気を付けよう」「順番を守って遊んで」と書いた看板も設置。ベンチは子ども3人ほどが座れる大きさで、自分たちで作った。
 23日には、神明保育園の年長28人を招待。手すりをつかんで登り、到着するとロープと持ち込んだフラフープを使って斜面を滑り降りる「フラフープスライディング」を体験してもらった。児童が手を添えて「ゆっくり」と声をかけ、一緒に楽しんだ。ベンチにも座り、入学してから楽しみにしていることなどを話す姿も見られた。
 手すりを担当した児童(11)は「裏山を安全な遊び場にするため、手すりと道の整備には時間をかけた。笑顔で遊んでいる姿を見てうれしくなった」と話した。
 (写真は、児童が手作りしたベンチに座る園児ら)