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変わり雛世相映す 南箕輪の岩月人形センターで
2025年12月20日
南箕輪村神子柴の人形専門店「岩月人形センター」で、ことしの世相を表す「変わり雛(びな)」の展示が始まった。東京都の老舗人形メーカーから取り寄せて、地域に明るい話題を提供する恒例の取り組み。大阪・関西万博などをモチーフにした6作品が並ぶ。
作品は「55年ぶり万博雛」、高市早苗首相を表現した「初の女性首相誕生雛」、若手のスポーツ選手が活躍した「Z世代アスリート雛」、元野球選手イチローさんの偉業をたたえた「日米野球殿堂入り雛」、歌舞伎への関心が高まった「歌舞伎ブーム到来雛」、米価が高騰した「令和の米騒動雛」。
いずれも2体の人形で1セット。人形の高さは15センチ前後で、表情はさまざま。モチーフの特徴を捉えたポーズを取っており、目を引く。島尾和男代表(75)は「ことしも明るい話題が扱われた。この時期になると、変わり雛を見に来る人もいる。この一年を振り返ってほしい」とする。
展示は3月3日(火)まで。元日(木)を除き3月3日まで連日営業し、午前9時半〜午後6時。少子化の影響で売れ行きは減少傾向といい、島尾代表は「変わり雛を見て、人形の魅力を知ってほしい。売れ行きが良くなれば」と笑い、明るい新年に期待を寄せる。
(写真は、展示が始まった変わり雛)
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