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トライデンツ岡谷U15女子が初優勝 レシーブ、ブロックに磨きかける

2025年12月16日


 岡谷市を拠点とするバレーボールの女子中学生チーム「VC長野トライデンツ岡谷U15」が、「2025 SV—V.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP」で初優勝した。SV、Vリーグ所属チームの下部組織が参加できる大会。前身大会を含むこれまでの最高成績は3位で、4回目の出場で頂点に立った。
 チームは、SVリーグ男子VC長野トライデンツのジュニアチーム。諏訪、上伊那地域を含む中南信の1〜3年22人が所属する。身長170センチ以上の選手はおらず、今シーズンはレシーブとブロックに磨きをかけてきたという。
 ことしの大会には、31チームが出場。VC長野岡谷は、11月に大阪府であった予選上位4チームによる決勝大会に進み、決勝では昨年の準決勝で敗れた愛知県のチームを2—0で破り、優勝した。
 5日には、3年の岩田凛主将(15)=塩尻市塩尻中=といずれも2年の濱田稀帆さん(13)=同市丘中=と山田詩菜さん(14)=下諏訪社中=、鈴木愛海さん(14)=岡谷東部中=、山本憲吾監督、VC長野運営会社の大矢芳弘社長が岡谷市役所を訪ね、早出一真市長に優勝を報告した。
 岩田主将は「みんなの力を合わせて日本一を取れてうれしい。この大会が中学最後で良かった」と喜びを語った。早出市長は「願った通りの結果になったことを本当にうれしく思う。苦しい練習を耐え抜き、一戦一勝を積み重ねた結果」とたたえた。
 新チームの目標は、来年夏の全国ヤングクラブバレーボール大会優勝という。2年の鈴木さんは「夏の大会でも日本一になれるよう頑張っていきたい」と意気込んでいた。
(写真は、優勝カップなどを手に、早出市長=左から2人目=と記念写真に納まる選手ら=5日、岡谷市役所で)