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若い感性光る力作 きょうから茅野市美術館で諏訪高校美術展

2025年12月11日


 諏訪地域の高校美術部で活動する生徒の作品を集めた第15回諏訪高校美術展(県高校文化連盟美術・工芸部会諏訪支部など主催)がきょう11日から4日間、茅野市美術館で開かれる。アクリルを中心とした絵画、立体など計51点を展示。高校生ならではの若い感性が光る力作が並ぶ。
 学校を超えた美術部員同士の交流と成果発表の場として毎年開く合同展。今回は7校が参加し、10日は生徒が展示作業後に感想などを言い合う鑑賞会があった。
 なるべく違う学校の部員同士でグループをつくり、互いの作品を見て回った。作者がテーマや工夫点などを解説し、1人ずつ感想を発表。グループに加わった教諭から講評も聞いて、今後の制作活動の参考にした。
 諏訪清陵2年の生徒は「他校の部員の作品を見ることは技術と感覚の両面で学びがあり、刺激になる」とし、「(展示では)個性のぶつかり合いを楽しんでもらえたら」と話す。
 諏訪地域の高校美術教諭7人の作品を並べる第35回多面体展も同時開催し、約20点を飾る。いずれも入場無料。午前10時〜午後6時(最終日は3時)。
(写真は、互いの作品を鑑賞し合う生徒たち=10日)