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SUWAプレミアムに新認定 水耕栽培の桑でスキンケア製品
2025年12月10日
諏訪市と民間事業者でつくる「SUWAブランド推進委員会」は9日、新たな認定商品をSUWAガラスの里で発表した。認定されたのは、水耕栽培の桑を使った製品開発に取り組む企業「モレラ」(岡谷市川岸上1)のスキンローションとせっけんの2アイテム。製糸業とゆかりのある桑の成分を配合し、肌に優しい商品がラインアップに加わった。
同社は世界で初めて桑の水耕栽培を成功させ、化粧品や食品の材料として可能性を研究している。水耕栽培した桑に含まれるポリフェノールは脂溶性で体内に吸収されやすく、抗酸化や抗炎症といった効果が期待できるという。
今回は11月の審査会を経て、桑のひげ根エキスを配合した「SARAKUWAフェイス&ボディローション」と「沙羅肌石鹸(さらはだせっけん)」の2商品が認定された。
同社営業部の社員は「僕もローションを毎日使っているが、少量でも伸びやすく、べたつかずにさらっとしている。肌が潤うので、乾燥が気になる時期にちょうどいい」と話した。
SUWAプレミアムの商品数は、今回の認定を含めて56社129アイテムになった。岩波尚宏委員長(53)は「地元の桑を使い、諏訪地域の製糸文化の伝統も感じられる。諏訪人が諏訪の場所で、諏訪の企画を作り上げたとアピールしていきたい」と語った。
ローションは1本(200ミリリットル)6600円、せっけんは1個(40グラム)1100円。ガラスの里内のプレミアムショップやウェブストアなどで販売している。
(写真は、認定商品を披露するモレラの社員)
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