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茅野公平さんが茅野で芸妓・舞妓写真展

2025年12月6日


　写真家の茅野公平さん(75)＝茅野市仲町＝の写真展「京都祇をん東　艶美なる芸舞妓」が、茅野市美術館で開かれている。京都の花街「祇園東」を舞台に、芸妓（げいこ）や舞妓（まいこ）計15人を写したＡ３サイズの約60点が並ぶ。８日（月）まで。
　日本写真協会会員の茅野さんは、京都に30年ほど通い、「人と違う写真を撮りたかった」と芸妓、舞妓を被写体に撮影を続ける。これまで、特定の芸妓１人を取り上げた展示会を開いたことはあったが、複数の芸妓、舞妓の写真を一度に並べるのは初めてという。
　ここ１、２年の近作を集めた展示は、舞妓が芸妓へと成長していく姿を中心に、茶屋で舞を披露する場面、趣のある花街の通りを歩くシーンなどを紹介。白塗りをしていなかったり浴衣を着ていたりと、普段の姿を収めた写真もある。
　茅野さんは「芸妓、舞妓との交流を楽しみながら撮っている。表情やしぐさ、京都の文化を身近に感じてもらえたら」と話す。入場無料。午前９時〜午後５時（最終日は３時）。問い合わせは茅野さん（電090･3565･8014）へ。（写真は展示している写真と茅野さん）