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うまい新酒できました 髙天酒造に「杉玉」青々と

2025年11月29日


 清酒「髙天」醸造元の髙天酒造(岡谷市銀座)軒先に28日、新酒の完成を告げる「杉玉」がつるされた。最初の商品「髙天純米酒新酒しぼりたて無濾過(ろか)生原酒」は12月1日(月)から、蔵元や取扱店で販売する。
 青々とした葉が枯れ、茶色に変化する様子が酒の熟成具合を示すとされる杉玉。同社では県道下諏訪辰野線に面した出入り口に飾り、通行人や地域住民に知らせている。
 酒の仕込みは10月下旬に始まり、来年3月ころまで続く。杜氏(とうじ)の一人は「新酒はフレッシュな香りと炭酸ガスが絡んだ舌触りが楽しめる」とし、「年末年始に皆さんでおいしく、楽しく飲んでいただけたら」と話した。
 髙天純米酒新酒しぼりたて無濾過生原酒は限定800本の出荷で、1本(720ミリリットル)税込み1650円。
 (写真は、髙天酒造の軒先につるされた杉玉)