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カレンダー印刷、続々 辰野町の平井星光堂さくら工場
2025年11月25日
辰野町宮木のカレンダー製造、卸売業などを手がける平井星光堂さくら工場で、来年のカレンダー作りが最盛期を迎えている。年の瀬を前に、パートやアルバイトの従業員を増やし、印刷機械をフル稼動で製造。全国へ出荷している。
主力商品は壁かけタイプの月めくりカレンダーで、カレンダーに企業や団体名を印字するのが業務の中心となっている。従業員が機械に固定したカレンダーを一枚一枚手作業でめくり、余白部分にロゴや文字を印刷。黙々と進め、工場には機械の大きな音が響いている。
同社のカレンダー受注件数は国内有数といい、製造、販売は例年と同じ約1000万部を見込む。種類は約1000種類にも及ぶ。製造は盆過ぎに開始し、9月から本格化。現在は1日6万部を作る。倉庫には箱詰めされ、出荷を待つばかりとなったカレンダーが山積みになっており、今が追い込みの段階。作業は12月上旬まで続きそうだという。
同工場では、製造過程で出た予備品のカレンダーを格安で販売している。多様な種類があり、卓上や手帳型など実用的な品が人気という。1点100円から購入できる。富永健一工場長は「好みのカレンダーを見つけて、良い一年を過ごしてほしい」としている。
販売は12月25日(木)まで。午前9時〜午後5時。日曜日と12月13(土)20(土)両日は休み。問い合わせは同工場(電0266・41・5581)へ。(写真は印刷作業をする従業員)
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