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企画多彩にファン楽しむ すわ湖鉄道フェスタ
2025年11月24日
JR東日本長野支社(長野市)は23日、茅野、上諏訪、下諏訪、岡谷の4駅で合同イベント「すわ湖鉄道フェスタ2025」を開いた。中央本線(青柳駅—岡谷駅)開業120周年を記念し、臨時特急「すわ湖鉄道フェスタ号」の運行をはじめ、4駅を巡ってクイズに挑戦する「謎解きラリー」など多彩な企画で来場者を迎え、大勢の親子連れや鉄道ファンらを楽しませた。この日は各駅がある3市1町の首長にそれぞれの「一日駅長」を委嘱。首長らは上諏訪駅東口ロータリーで開いたセレモニーにも駆け付け、各駅長と一緒に開会宣言をして開業120周年とイベント開催に花を添えた。
上諏訪駅では、通常は乗車できない「入換車両」に乗車して留置線を巡ったり、駅構内アナウンスや乗車券発行などを体験するツアーなどが人気を集めた。「鉄道のプロ大集合!」と題した技術体験の特設エリアでは、車両や設備のメンテナンスなどを担当する社員が子どもたちを迎えた。
線路の安全確認で現場へ向かうために使う「線路点検車」に乗車した児童(9)=飯田市=は「普段はできないことや、見られないものがたくさんあってわくわくする」と話し、父親と一緒にレールの上を走ると笑顔を見せた。
上諏訪保線センターの臼井和博センター長は「メンテナンスは一般の目に触れる機会が少ないので、体験を通じて『鉄道っていいな』と感じてもらえたら」と期待していた。
(写真は、線路点検車でレールを走る親子=上諏訪駅)
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