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庭園の秋深まる 下諏訪町本陣・岩波家で木々色づく
2025年11月10日
下諏訪町横町木の下にある県宝「下諏訪宿本陣・岩波家」で、中山道随一といわれた日本庭園が色づき始めている。赤や黄色に染まった葉と常緑樹の緑のコントラストが際立ち、訪れた人は宿場町の歴史を感じつつ、紅葉をめでている。
江戸時代の面影をそのまま残す史跡で、2022年度に県宝の指定を受けた。昨今は国内外から観光客が訪れ、四季折々の景色を見よう—とリピーターも増えているという。
紅葉が楽しめる築庭式石庭園は、11月に入ってから色づき始めた。モミジやドウダンツツジの赤とサツキの緑の対比が目を引き、ケヤキも黄色く染まっている。色合いはこれから更に深まっていくといい、見頃は中旬。今月いっぱいは楽しめるという。
28代当主の岩波太佐衛門尚宏さんは「11月は皇女和宮、伊能忠敬が訪れた季節。歴史上の人物も目にした、古い庭園の秋のコントラストをぜひ見に来てほしい」と話している。
午前10時〜午後4時。毎週水曜休館。入館料は一般800円、中学生以下400円。問い合わせは(電0266・28・7055)へ。(写真は、秋が深まる本陣岩波家の庭園)
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