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箕輪町の「もみじ湖」紅葉鮮やか

2025年11月7日


 紅葉の名所として知られる箕輪町の箕輪ダム「もみじ湖」一帯で、モミジの色づきが深まっている。赤や黄、緑の葉が織りなす美しいコントラストを楽しもうと、連日多くの人が訪れ、写真を撮ったり散策したりして秋ならではの景色を満喫している。
 町観光協会事務局の町商工観光課によると、ことしの色づきは平年よりも遅かったが、今月に入って冷え込みが増したこともあり、「もみじのトンネル」や竹の尾広場など景勝地では6割程度まで進んだ。今週末に向け「更に紅葉が深まるのでは」と期待する。
 秋晴れとなった6日は、県内外からたくさんの見物客が来場。葉の色づきをじっくりと観賞したり、互いに写真を撮ったりする姿も多く見られた。友人に勧められバイク仲間と初めて訪れたという50歳代の女性(愛知県)は「トンネルは黄色や緑色の葉もあったが、十分にきれい」と笑顔で話していた。
 9日(日)までの「もみじ湖紅葉祭り」期間中は、竹の尾広場で飲食や工芸の出店が並ぶ「マルシェ」を開催するほか、午後6時〜9時はもみじのトンネルなど景勝地周辺をライトアップする。8(土)9両日午前10時〜午後4時には、末広広場で猿回し公演も行われる。
 8、9両日午前7時〜午後5時はマイカー規制を実施。車で来場する場合は、インターネットやコンビニエンスストアで事前にイベント広場臨時駐車場(協力金1台1500円)を予約し、イベント広場から竹の尾広場まではシャトルバス(1人往復200円)を利用する。JR伊那松島駅と末広下駐車場間のシャトルバス(1人往復1000円)も運行する。規制期間中の午後2時〜5時には、臨時駐車場を事前予約や協力金なしで利用できる町民優待も設けている。
 問い合わせはもみじ湖コールセンター(電0265・79・3115)へ。
(写真は、赤や黄に色づいたモミジ=6日、末広広場下の散策路で)