NEWS

サンタ姿で湖畔を歩く 病院で過ごす子どもに贈り物を

2025年11月4日


 サンタクロースの姿で諏訪湖畔を歩き、参加費などで闘病中の子どもたちにプレゼントを贈るチャリティーイベント「長野・グレート・サンタ・ラン」(実行委員会主催、市民新聞グループなど後援)が2日、下諏訪町の赤砂崎公園などで開かれた。クリスマスを病院で過ごす子どもたちを笑顔にするため、参加者は真っ赤な衣装で湖畔を歩いた。
 協賛金と衣装代を除いた参加費、キッチンカーの売り上げの一部で絵本やおもちゃを購入し、県内の病院や施設に届ける取り組み。ことしは来場者も含め、約500人が参加した。 
 参加者は同公園をスタートすると、それぞれのペースで湖畔を歩き、沿道にイベントをアピールした。このほか、会場にはプレゼントと一緒に贈るメッセージボードを設置。「早く元気になりますように」などの多くの言葉が寄せられた。
 ペットを連れ、3人と1匹で参加した男性(53)=諏訪市=は「サンタクロースになり切って走り、病院の子どもたちに喜んでもらいたい」、山崎賢一実行委員長(60)=岡谷市=は「天気に恵まれ、ことしも無事開催することができた。実行委員が責任を持って、皆さんの思いを子どもたちに届ける」と話していた。
 プレゼントは12月に岡谷市民病院(岡谷市)や諏訪赤十字病院(諏訪市)など6施設に、実行委員が直接届けるという。
(写真は、赤い衣装で記念写真に納まる参加者)