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出早公園もみじ祭り1日開幕 紅葉の見頃は5日ころからの予想

2025年10月28日


 岡谷市内随一の紅葉の名所、出早公園(長地出早)で11月1日(土)、第68回「もみじ祭り」が開幕する。園内は池周辺から色づきが進みつつあり、主催する愛楓会は見頃について、気温の再上昇など天候が急変しなければ、5日(水)ころから約10日間と予想している。
 同会によると、園内には約20種のカエデが600本ほど植わり、最盛期には園路や池畔、隣接の出早雄小萩神社の社殿周りが赤や黄に染まる。口コミやインターネットで評判が広がり、県内各地はもとより県外、海外からの来園も目立つようになったという。
 祭り本番へ愛楓会は26日午後、湯茶接待に使うテントやかまどの設営、紅葉の標本台設置、園内清掃などを実施。周辺には開催を知らせるのぼり旗を置いた。神社の神楽殿には、例大祭に合わせて神社総代が取り付けた大ちょうちんが引き続き飾られている。
 会期は24日(月=振替休日)まで。14日(金)を除く1〜16日(日)までの各日と、22(土)〜24各日は、午前9時〜午後4時、園内で湯茶接待やそば落雁(らくがん)などの販売、同神社の御朱印、お札、お守りの授与がある。8日(土)は、岡谷、下諏訪両市町の関係者が紅葉を観賞しながら親睦を深める「観楓会」を行う。
 早出晴明会長(71)=長地小萩=は「池周辺と境内周辺で色づきの進みや最盛期が異なり、同じ日でも時間帯によって表情が変わる。それぞれの瞬間を楽しんでほしい」と期待する。
 問い合わせは市商業観光課(電0266・23・4811)へ。
 (写真は、色づき始めた園内でもみじ祭りの準備を進める会員たち)