NEWS
諏訪湖テラス オープン ヌーベル梅林堂 地域の産品扱い魅力発信
2025年10月20日
和洋菓子製造、販売のヌーベル梅林堂(本社・岡谷市本町)は19日、中央道諏訪湖スマートインターチェンジ(IC)近くの同市湊に複合商業施設「諏訪湖テラス」をオープンした。新ブランドのチョコレートを含む自社製品に加え、地元名産品も販売。湖と八ケ岳を一望できるテラスやカフェ、足湯も備え、新たに生まれた「玄関口」で諏訪の魅力を発信していく。
場所は「諏訪湖スマートIC入口」交差点の一角。鉄筋コンクリート一部2階建ての延べ約530平方メートルで、1階に12席のイートインスペース、2階部分に16のテラス席がある。駐車場は28台分を備える。
1階には「くるみやまびこ」など自社の銘菓のほか、地元産ベリーやワインなどを生かした約30種のチョコレートも並べる。日本酒やワイン、みそなど地場産品の販売コーナーも設ける。飲食を提供するカウンターや、チョコレート工房を見学できる窓もある。
御柱の装飾や諏訪湖の花火、市民祭「岡谷太鼓まつり」などの写真で地域の魅力を発信。入り口近くには、諏訪エリアの観光地をまとめたイラストマップもある。観光パンフレットが読めるタブレット端末も置く。
オープンに先立って18日に記念式典があり、岡谷、諏訪両市や県、地元小坂区などの関係者約40人が出席し、閉式後は施設を見学した。中村文明社長は取材に「観光を中心とした店にしたい。スマートICの出入り口にあるので、景観や地域の産物をはじめ発信できるものを広げていければ」と話した。
営業時間は午前9時〜午後6時。併設のカフェの営業は午前7時〜午後5時。
(写真は、18日のオープン記念式典後、関係者が施設内を見学した)