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県内外のプリン集結 大芝高原で25日に「フェス」

2025年10月9日


 上伊那地域を中心に県内外のプリンを一堂に集める催し「プリンフェス」が25日(土)、南箕輪村の大芝高原にある農産物直売所「味工房」前で開かれる。村開発公社が企画し、21店舗・事業所の計約2000個を取りそろえて販売。食べ比べを楽しんでもらい、魅力を発信する。
 同社は地域の食材にこだわった「大芝高原のおもてなしプリン」を製造し、材料を変えながらシリーズ販売を続ける。催しは年1回企画し、5回目。昨年も好評だったため、約500個増やして計画した。
 販売するのは、抹茶や豆乳、カボチャなど多彩な味のプリン。「店が遠くて普段は食べられない県外のプリンを手に取る機会に」と、全国から人気を集めているという有名なプリンも用意する。
 同社は一番人気というスタンダードの「おもてなしプリン」のほか、定番のほうじ茶や黒豆などの5種類前後を並べる予定で準備している。催しを切っかけに、地域の名物にしようと製造に力を入れていることも伝える。
 午前10時〜午後3時。販売は午前10時と午後1時。豚汁やおにぎり、農産物などを販売する「味工房マルシェ」、模型を使った乳搾りや牛乳パックを材料に工作などする「ミルクとシルクの体験広場」を同時開催する。
 プリンは商品によって価格が異なり、税込み400円前後。「プレーン」5個入りセットと「フレーバー」5個入りセットの予約販売もする。各30セットの限定で、2000円。予約は21日(火)まで。
 入場無料。同社の担当者は「フェスでプリンを味わった後、上伊那地域などの店舗には足を運んでもらえれば」と来場をアピールしている。問い合わせは味工房(電0265・76・0054)へ。(写真はプリンを手に来場をアピールする同社従業員)