NEWS
自慢の酒 心ゆくまで 諏訪五蔵巡る「のみあるき」盛況
2025年10月5日
諏訪市の国道20号沿いに並ぶ諏訪五蔵を巡り地酒を味わう「上諏訪街道まちあるき呑(の)みあるき」(同実行委員会主催)が4日、元町交差点から諏訪2丁目交差点までの国道約500メートル間を通行止めにした歩行者天国で開かれた。県内外から集まった約3000人の左党たちが、霧ケ峰の清流で育まれた各蔵自慢の酒を心ゆくまで味わった。
イベントは午後1時から4時間に限って開き、交通規制は正午から午後6時まで。諏訪五蔵では、各蔵5種類の酒を用意した。40回記念の昨年から使うヒノキの升を今回もチケット引き換え会場のアーク諏訪で渡し、試飲してもらった。会場内には地元飲食店の「おつまみ屋台」や地元の角間町の休み所が並び、遠来の客を歓迎。地元の魅力発信ブースなども設けた。
どの蔵前にも順番を待つ長い列ができた。計6カ所の休憩所では、屋台から購入したつまみを片手に、酒を味わった。飲み仲間や職場の仲間で訪れた東京都、神奈川県の7人のうち、横浜市の女性は「初めて来たが、きれいな街並みにある五蔵が楽しみだった。お酒もおいしい」とご機嫌だった。
諏訪市木遣保存会の約20人もオープニングセレモニーに登場。「諏訪の五蔵をお願いだ〜」「仲良く楽しくお願いだ〜」と高らかな木やりで開幕を告げた。会場内でも三つの班に分かれ、諏訪の木やりを歌い、来場者たちをもてなした。
(写真は、各蔵自慢の酒を求める参加者たち)