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霧ケ峰高原でススキ黄金色に輝く
2025年10月5日
諏訪市郊外の霧ケ峰高原で、ススキが白いふわふわの穂を付け涼風に揺れている。標高1500メートル〜1925メートルの草原は、夕方になると太陽に照らされて黄金色に輝き、県内外からの来訪者が、絶景を目に焼き付けている。
ススキは、霧ケ峰インターチェンジ近くの県道40号(ビーナスライン)沿いに群生。県霧ケ峰自然保護センターによると、8月下旬に花が咲き、9月初めに白い穂を付け始めたという。
カップルや友人同士、家族連れ、写真愛好家らが霧ケ峰展望場へ向かう小道を歩き、スマートフォンをかざして思い思いに撮影を楽しむ姿も見られる。ツーリング仲間4人で初めて高原に訪れたという山梨県の30歳代女性は「綿がきらきらと輝いていて絶景。忘れられない思い出の日になった」と喜んだ。
同センターの小松研一さんは「秋の青空との対比、夕方にはきらきらと輝く光景が楽しめるのはこの時季ならでは。表情豊かな霧ケ峰の自然を楽しんでほしい」と歓迎する。
ススキは今月中旬まで楽しめそう。