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みのわ美術展開幕 個性にじむ力作並ぶ
2025年9月26日
みのわ美術会の第29回みのわ美術展(みのわ新聞社など後援)が25日、箕輪町文化センターホールで始まった。日本画、洋画、工芸の3部門で計38点が並び、それぞれの個性がにじむ多彩な作風が来場者を楽しませる。28日(日)まで。
会員14人が出品した。作品の内訳は、日本画3点、洋画20点、工芸12点、郷土作家の遺作3点。日展など中央の展覧会に出した大作もあり、見応えのある内容になっている。
郷土作家コーナーでは、「郷里の大自然への憧憬(しょうけい)」をテーマに多くの作品を残し、国内外で受賞歴のある元町職員で、2006年に66歳で亡くなった遠藤友幸さん(南小河内出身)の洋画3点を展示する。
内田三智子会長(大出)は「例年よりちょっと作品数は少ないが、みんな一層腕を上げている。とても良い作品がそろい、すてきな会場になった」と話し、多くの来場を呼びかける。
午前9時〜午後5時半(最終日は4時)。入場無料。(写真は会員の労作が並ぶ会場)