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あす信大マルシェ 農産物販売や体験企画

2025年9月19日


 信州大学農学部(南箕輪村)は20日(土)午前9時から、第3回「信大マルシェ」を同学部で開く。学生らが育てた農産物や飲食物の販売、農作業の体験といった企画を用意。来場を呼びかける。
 農産物は構内や野辺山農場(南牧村)で学生が実習栽培したキャベツ、ブドウ、シクラメンなど。技術職員による「お楽しみコーナー」も設け、イチゴを栽培するハウスの見学や摘果などの農作業体験、バター作り、大型トラクターの展示などを予定する。
 ブドウ狩りも数年ぶりに復活させ、ナイアガラを収穫したり、食べたりできるようにする。上伊那農業高校(同村)のほか、農学部の生産物を扱う事業所、同大学卒業生などによる飲食物の販売もある。
 イベントは約30年前、農場祭として始まり、次第に内容を拡充。コロナ禍以降は住民に日頃の感謝を伝えるマルシェとして開き、昨年は2000人以上が訪れた。担当者は「なかなか触れ合う機会のない農場を見て、イベントを楽しんでほしい」としている。
 入場無料。問い合わせは同学部(電0265・77・1318)へ。(写真は信大マルシェをPRするチラシ)