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アロハで地域盛り上げ13、14日 フラダンスと太鼓の共演など新企画も

2025年9月10日


 ハワイの芸能や食の文化を楽しむ地域活性化イベント「ALOHA OKAYA(アロハオカヤ)2025 3rd」(実行委員会主催)は13(土)14(日)両日、諏訪湖ハイツ芝生広場で開く。3回目の今回は初めて同施設を会場に、フラダンスなどのステージや、ファッションショーなどの新企画を用意。〝海なし県〟で南国の雰囲気を満喫してもらう。
 2021年に岡谷市へ移住した坂本優太実行委員長(42)=諏訪市出身=と妻の友理さん(27)=北海道出身=が「何か地域に貢献できないか」と模索し、堀ノ内に構える美容室の敷地などで23年に始めた。昨年までは物販と飲食のみ。今回は毎年来場する人が「飽きないように」「(例年との)変化を感じられる」内容を考え、県内外11団体が出演するステージ企画を用意。規模拡大に伴い、ボランティアによる実行委を立ち上げて準備を進めている。
 目玉は、御諏訪太鼓伝承者の山本麻琴さんと、同市のフラダンス団体「プアレアフラサークル」の共演。この日限定の「和太鼓と南国の華やかなフラのコラボ」で開幕する。ステージでは「キッズアロハファッションショー」や、審査で「ベストオブアロハ」を決めるアロハシャツコンテストなども行い、景品と参加賞を用意する。
 両日はハワイに関する雑貨や衣類の販売、ワークショップ、キッチンカーの延べ23店舗が出店を予定。国内の大型ハワイアンイベントを後援しているというハワイ州観光局日本支局も出店する。同支局の後援が得られたことも、規模拡大を後押ししたという。
 最終日午後3時からのエンディングイベントでは、会場全体でフラダンスを踊る。坂本実行委員長と友理さんは、交流サイト(SNS)を通じ集まった多くの出演者、出店者に感謝しつつ、「楽しんでもらえる企画をたっぷり用意した。アロハスピリットを感じて」と呼びかける。
 両日とも午前10時〜午後4時。雨天決行(ステージは施設屋内で行う)。荒天中止の場合は、写真共有アプリ「インスタグラム」公式アカウント(@aloha_okaya)で当日午前7時までに告知する。問い合わせは実行委事務局(電0266・88・9070)へ。
(写真は、ポスターでPRする坂本実行委員長㊧と妻の友理さん)