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青色の花 初秋に映える 箕輪町上古田でヘブンリーブルー見頃

2025年9月10日


 箕輪町上古田区内の畑で、ヘブンリーブルー(西洋朝顔)の開花が始まっている。「これからの農業林業を考えるEグループ」の「アサガオ栽培部」が取り組んで2年目。爽やかな青色の花が初秋の澄んだ空気に映え、ドライバーらの目を楽しませている。
 2006年から「—Eグループ」が栽培を続けてきたが、メンバーの高齢化で雑草の除去が手に負えなくなり、一昨年に活動を中止。「やめるのは忍びない」と、同区内の住民有志による「Go West かみふるた」が、同グループの栽培部として引き継いだ。
 畑は、上古田公民館北の町道を東に下った場所にある。昨年までは北側の約16アールに畝を作って栽培してきたが、ことしは南側の約3アールの一部でも栽培。苗を密集させて植え、2メートル以上もある三角すい状の棚も設けてつるを伝わらせている。
 北側の畝の花の付きはいまひとつだが、南側の畝には青色の大ぶりな花が一面に咲き誇る。10月初旬ごろまでは楽しめそうといい、同グループは「栽培部のメンバーが一生懸命育ててきた。多くの人に観賞してもらいたい」と話している。(写真は上古田で見頃を迎えているヘブンリーブルー)