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南箕輪村大芝高原でブラメシフェス6日に
2025年9月3日
南箕輪村観光協会は6日(土)、第2回「ブラメシフェス」を村大芝高原で開く。同高原産アカマツの食用炭で見た目を黒くした食べ物「ブラメシ」を多くの人に知ってもらおうと、9月6日の「黒の日」に合わせて企画。りんごあめやクレープ、団子などスイーツを中心に販売する。
若い世代から人気というタピオカ入りドリンクを提供するベビタピ(大阪市)の出店が目玉の一つ。タピオカに見立てて食用炭を混ぜて粒にしたこんにゃくを使った「すみっちゃパール」を限定販売する。チョコ味と黒糖ミルク味の2種類を用意する。
フェスに出店するのは、呼びかけに応じた16店舗。会場の中央園路では飲食販売のほか、工作の機会も提供する。同高原のアカマツを使ったまき割り体験やキーホルダー作り、ブラメシにちなんだオリジナルのうちわ作りなどを楽しんでもらう。
ブラメシは村内の中学生から「炭を使った見た目も楽しい商品が欲しい」という声が上がったのが切っかけで、同協会が地域の店舗へ商品開発を促すなどして普及を目指す。同高原では松くい虫による松枯れが深刻で、枯れる前に有効利用するという狙いもある。
午前10時〜午後3時。入場無料。同高原内の陸上競技場に臨時駐車場を設ける。同協会の担当者は「若い世代も楽しめる催し。ブラメシに興味を持ってもらえたら」と話している。
問い合わせは同協会(電0265・72・2180)へ。(写真はブラメシフェスへの来場を呼びかけるチラシ)