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ようこそポニーの「クリスター」 上諏訪小5年2部が初対面

2025年8月30日


 上諏訪小学校5年2部が29日、探究学習の一環で飼育を決めた雌のポニー「クリスター」を同校に迎え入れた。28人がトラックでハーモニィセンター蓼科ポニー牧場(茅野市豊平)から校庭に到着したクリスターを「会えてうれしい」などと歓迎した。
 クリスターは以前、伊那小学校(伊那市)3年生が飼っていた真っ白い馬。クラス替えを機に同牧場に返還し、5年2部が引き継いだ。今月始めに有志11人が同牧場に見学に訪れたが、クラス全員で対面するのはこの日が初めて。児童らは牧場飼育員から「ポニーには、うれしいことや悲しいことがある。感情の変化を見極めて」などと教わり、早速、ブラッシングの世話をしたほか、草を与えたり一緒に歩いたりして触れ合った。
 児童は「きょうが待ち遠しかった。みんなで勉強してクリスターの気持ちになって大切に世話したい」と話していた。
 飼育は校庭近くにあった小屋を使い、今後は餌やり、散歩、手入れなどの役割を決め、半年を目安に世話をして命の尊さや級友と協力する大切さを学ぶ。(写真は牧場飼育員からレクチャーを受けて餌やり体験する児童)