NEWS

下諏訪町で30日わたしごと万博 見本市の準備着々

2025年8月29日


 下諏訪町で30日(土)に開かれるイベント「わたしごと万博in SHINSHU」(合同会社chioko(ちおこ)主催、市民新聞グループなど後援)に向け、好きなことを起点にした小さな仕事の全国各地の実践者らが出店する「見本市」の準備が28日から、会場の御田町商店街で始まった。
 見本市は万博の第2部で、午後4時〜6時半に同商店街にある移住交流拠点ミーミーセンタースメバやチオコバ、空きスペースなどを利用して行う。県内や埼玉県杉戸町、群馬県館林市、山形県庄内など全国10地域から15の出店があり、小さな仕事から生まれた品を展示販売するほか、関連のパネルを並べる。
 並ぶ商品は布小物や木工品、多肉植物の寄せ植え、シフォンケーキなど。いずれも手作りの工夫の品で、ブースによっては実践者らから説明が聞ける。地元御田町おかみさんも協力し、来場者と交流する。主催側では「各地の出店者と交流すると同時に、まち歩きで下諏訪の良さも感じて」としている。入場無料、自由。
 「わたしごと」は小商い、3ビズなどと呼ばれる小さな仕事を通じて、地域とつながり、まちを元気にする取り組み。万博は2部構成で、第1部は「サミット」と題した各地の関係者による対談とし、午後1時半から、しもすわ今昔館おいでやで行う。有料で事前予約制。(写真は全国各地から集まる品を展示する「屋台」を設営する実行委スタッフ)