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伊那谷の酒呑み歩き27日 伊那市内で開催
2025年8月29日
伊那谷の酒を楽しむ第29回「信州伊那街道秋の呑(の)みあるき」が9月27日(土)午後3時半〜7時、伊那市のセントラルパーク、いなっせ北側広場、通り町商店街で開かれる。過去最多となる14の酒造メーカーが参加し、40以上の銘柄を用意する。30日(土)からチケットを販売する。
参加するのは辰野町から飯田市までの酒蔵、ワイナリー、ウイスキー蒸留所、クラフトビール工房など。日本酒は秋の風物詩の「ひやおろし」や各社の限定ブランド酒などをそろえる。ほかにもシードルやワイン、地ビールなどを扱う。
各蔵元が使う仕込み水も飲めるようにするほか、ノンアルコール飲料を用意するメーカーもある。ローメンやもつ煮、ソーセージといった飲食物も販売。県上伊那地域振興局は、チケット購入者に上伊那の棚田米で造った酒とそば焼酎(いずれも数量限定)の各1杯を無料で振る舞う。
イベントは2008年、中心市街地活性化を目的に、商店街の酒販店が始めた。現在は商店街関係者や酒愛好者らでつくる実行委員会が引き継ぎ、初夏と年2回開いている。中村修治実行委員長(60)は「蔵元に直接酒をついでもらって、酒造りへの思いを聞いたり、飲んだ感想を伝えたりする場になれば」としている。
チケットは1セット12枚つづりで、前売り券2500円、当日券3000円(いずれも税込み)。参加蔵元のほか、伊那市内の酒販店などで扱う。前売り券は800枚を用意するが「なるべく早めに購入を」と呼びかける。60ミリリットルサイズのちょこやグラスを持参する。問い合わせは酒文化いたや井田屋酒店(電0265・72・2331)へ。
(写真は、イベントをPRする関係者たち)