NEWS
「スナック」で移住者と交流 実店舗使い街の活性化にも ブランドプロモ協10月に
2025年8月26日
岡谷市の発信に官民協働で取り組む、おかやブランドプロモーション協議会はスナックを会場に、移住者と住民の関係創出などを目的とした新規イベントを10月に市内で開く。実際に営業している店舗を使うことで利用促進も図り、街の活性化につなげる。
「市内に飲食店が少ない」「常連以外は店に入りづらい」などの移住者の声を受け、気軽に食べに行ける店を用意しよう—と企画。さまざまな住民が集い、交流が生まれる場所を目指す。カウンターに立って場を回す〝ママ〟や〝マスター〟のような役を、協議会メンバーや地域で活躍している人、移住者ら多様な立場の参加者に担ってもらう構想で、将来的には月1回の開催を考えている。
今月には、関係者と報道機関に参加を限ったプレイベントを計画。9月の協議会で詳細を固め、10月に一般参加で開催する。味澤和孝会長(49)は「多様な人がつながり、コミュニティーをつくる場を創出できたら」と思い描いている。
(写真は、イベントの雰囲気を体感する目的でスナックに集まった協議会メンバー=7月28日、岡谷市内で)