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「ガミネフェス」歌声とグルメで晩夏の霧ケ峰に活気
2025年8月24日
諏訪市のファミリーゲレンデ霧ケ峰スキー場で23日、夏の終わりを楽しむイベント「ガミネフェス2025」が開催された。高原の青空に歌声を響かせる「のど自慢コンテスト」などが企画され、家族連れなど多くの人でにぎわった。
市民有志でつくる一般社団法人「霧ケ峰Act(アクト)」が主催した。同法人は霧ケ峰の活性化と自然保護を目的に、これまで「ソリ人間コンテスト」といったユニークなイベントを開催してきた。
夏の「ガミネフェス」は2年目を迎え、のど自慢に8組が出場した。歌声だけでなく、面白さやかわいらしさも審査対象となり、出場者たちはギョーザのかぶり物で熱唱したり、自作の歌や替え歌を披露したりしてステージを盛り上げた。
飲食物販ブースには14店舗が参加。子ども実行委員会による「人間スロット」ゲーム、夏祭り気分を演出するかき氷、りんごあめ、甘酒、日本酒、クラフトビールなどを取りそろえた。
出店料などの収益はヤマザクラの苗木の購入に充て、霧ケ峰第2駐車場周辺への植樹を計画している。
代表理事の大野曜子さん(52)は「霧ケ峰を元気にしたい。諏訪市の宝として活性化させて、未来の子どもたちにつないでいくことができたら」と願っていた。
(写真は、ティラノサウルスの着ぐるみも登場した「のど自慢」)