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ひまわり迷路園児駆ける JA上伊那が伊那の保育園近くで栽培

2025年8月9日


 JA上伊那青壮年部西箕輪支部は、約1万本のヒマワリから成る「ひまわり迷路」を伊那市西箕輪南部保育園近くの畑に作った。子どもたちが農業に触れ、楽しさやありがたさを感じてもらおうと企画し、11年目。8日、種まきに参加した同園の全園児約30人が訪れ、迷路を駆け回って楽しんだ。
 園児たちが6月5日、約13アールの畑に種をまき、同支部が草刈りなどで管理。今月4日から咲き始め、乗用の草刈り機で刈って迷路を作った。唐澤和幸支部長(55)によると、ことしは一気に開花が進み「きれいに咲きそろった」という。
 園児たちは、草丈1〜1.8メートルのヒマワリが咲く迷路に入り「こっちだ」「いっぱい咲いている」。元気いっぱいに走り回った。年長の一人は「楽し過ぎて走っちゃった。すごくきれいで(日陰になって)涼しくて、楽しかった」と笑顔だった。
 同園の井内祐子園長(49)は「子どもたちはわくわくして迷路を楽しんでいた。いつも保育園を気にかけてくれ、ありがたい」。唐澤支部長は「ひまわり迷路で遊んだことを覚えていて、将来農業の道に進む切っかけにしてくれれば」としていた。
 迷路は誰でも自由に楽しむことができる。見頃は16日(土)ごろまで。(写真はヒマワリの迷路を走り回る園児たち)