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辰野町新町神戸で11日すいか祭り
2025年8月6日
辰野町新町神戸で育てたスイカを販売する第24回「神戸すいか祭り」が11日(月=祝日)、神戸にある「水仙の里」で開かれる。昨年は炭疽(たんそ)病で収量が減ったが、ことしの生育は順調。例年とほぼ同数の400玉ほどを当日販売分に用意できそうだ。
地域住民でつくる「中山間地域農業直接支払事業神戸集落」が主催。会員の農家2軒が計約2㌃で、種ありの「味きらら」と種なしの「たべほうだい」を育てている。2L(7㌔台)〜4L(9㌔台)を中心に販売する。
ことしは、受粉作業が思うように進まなかったという。受粉をさせる時期に当たる6月下旬が天候不順だったのが理由。着果率が例年に比べて下がったものの、病害の大量発生を防ぐことができたため、数がそろった。
現在は日焼けの予防でスイカのつるや乾燥させたわらを実に乗せるなどして世話を続ける。着果後は雨が少なく、スイカの栽培に適した気候が続いたとし、「ことしは豊作。糖度は、12、13度になる」と手応えを感じている。
スイカを栽培する代表は「毎年、スイカを楽しみに買いに来てくれる人がいるので、数をそろえることができたので一安心」とし、「スイカのほかに夏野菜も販売する。買いに来てほしい」と呼びかける。
午前8時半〜正午。スイカは1玉1400円から。来場者の数によって購入数を制限する場合もある。トウモロコシやミョウガ、カボチャなども販売する。スイカやトウモロコシの試食コーナーも用意する予定。
(写真は、祭りで販売されるスイカ)