NEWS
諏訪湖で水遊び ウオーター・アドベンチャー開催
2025年8月4日
諏訪湖創生ビジョン推進会議は3日、諏訪湖に親しむイベント「スワ・ウオーター・アドベンチャー」を、下諏訪町赤砂崎公園沖で開いた。県が砥川河口右岸に設けた砂浜を起点に、沖合200メートルの範囲でカヤックを満喫。湖を渡る風に乗って参加者の歓声が響いた。
サイクリングロード開通などで湖畔の利用が進む中、水辺に親しむ活動で、親水意識の醸成を図ろうと企画。プロポーザル(企画提案)方式で民間から事業案を募集し、諏訪湖畔でアクティビティ施設を運営するアポルタ(諏訪市)に委託した。
諏訪地方の親子連れを中心に、定員を上回る174人が参加。4回に分けて行われ、参加者は同社スタッフからパドルの使い方を教えてもらった後、1人乗りや2乗りのカヤックで、次々と湖にこぎ出した。
砥川河口の同所は湖の底が見えるほど透明度が高く、参加者は「思っていた以上にきれい」と笑顔。湖を渡る風を感じながらパドルをこいだり、主催者が沖に浮かべた台船に乗って、湖上から自分たちが暮らす街並みを眺めたりして、自由な時間を楽しんだ。
同町の70歳代女性は「元々はきれいだったから、泳いだり、ザリガニやタニシを採ったりして遊んでいた」と子どものころの思い出を回想。4歳の子どもと参加した女性は「諏訪湖のネガティブなイメージを払拭するイベントだと思う」と同事業を評価した。
同社の井川竜太代表(33)は「『諏訪湖は汚い』というイメージを持っているからか、普段の施設運営では観光客の利用がほとんどで地元の人は少ないが、こうして遊ぶ機会をきちんと設ければ、多くの参加があることが分かった」と手応えをつかんでいた。(写真は砥川河口でカヤックを楽しむ参加者)