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諏訪湖を五感で観察 環境研究センター 初の子ども向け学習会
2025年8月3日
県諏訪湖環境研究センター(岡谷市)は2日、昨年4月の開所以来初となる子ども向け企画「諏訪湖フィールド学習会」を同市の湖畔などで開いた。諏訪地方の小学生親子6組13人が、湖畔で採水や泥の採取を行い、五感を使って湖の環境をじっくり観察。身近な湖沼に関心を寄せた。
同センターが役割に掲げる「地域の学びの支援」の事業で、諏訪湖に親しみ、関心を持ってもらおうと企画。小学4〜6年生に参加を募った。
児童は深さ30センチの浅瀬でふくらはぎまで漬かり、採取した泥からマイクロプラスチックを探した。田邊皇子センター所長から、「大雨などで(湖に)流れてきたごみが水辺の植物に絡まってとどまり、太陽光や風で劣化し、細かなマイクロプラスチックになる」と教わった。
安全に配慮しながら深さ40センチの場所にも入った。初めて諏訪湖に入った下諏訪南小学校4年の児童は「急に深くなった」と見た目以上の深さに驚いた様子。
五感を使って匂いや聞こえる音、手足で触れた水の感触などを評価する表の作成や、ごみ拾いも実施。横河川でも採水した。
田邊所長は「子どもたちがいろいろな発見に喜び、生き生きと体験している」と児童の反応を評価。今後も毎年開催する考えで、学習会を通して「水辺を訪れ、動植物の多様性を意識してもらいたい」と話していた。
(写真は、諏訪湖で水を採取する子どもたち)