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27日に「カナデル幸響楽団」ミュージカル 県伊那文で

2025年7月24日


 伊那市の県伊那文化会館は27日(日)、「奏(かなで)の森の冒険ミュージカル」を同館小ホールで開く。中川村の「奏の森」を拠点に活動する「カナデル幸響楽団」の30人が出演し、荒廃した森が再生していく物語を披露する。
 切っかけは、メンバーのシンガーソングライター福澤歩さん(39)=南箕輪村=が2023年に同館のプラネタリウムイベントに出演したこと。出演したつながりを生かし、より多くの人に楽団の取り組みを知ってもらおうと公演が実現した。
 公演はきこりや蜜蜂などをイメージしたオリジナル曲を、太鼓やサックス、ギター、ピアノなどで演奏。動物などをモチーフにした手作りの衣装を着たメンバーがダンスを交えて披露する。
 特徴の一つが、同館初という「体験型公演」。小屋作りの体験や奏の森を紹介する映像の上演なども企画。無農薬野菜を扱った料理を提供するカフェも出店させ、自然の魅力を発信する。
 このほど公演に向けた練習を同館で行い、メンバーは音合わせやダンスの立ち位置などを確認した。演出家で代表の杉浦歩実さん(45)=同村=は「森は生きる力を育む場所。多くの子どもたちに見てもらい、森の良さを感じてほしい」と話している。
 午前10時半、午後2時半からの2回。公演チケットは大人1000円。高校生以下無料。関連企画として、活動拠点の森を収めた映像を同館プラネタリウムで上映。午前11時45分〜午後2時、午後3時45分〜4時半。時間中の繰り返し上映。映像鑑賞は400円。公演のチケットがある人は無料。 
 同楽団は上伊那地域を中心としたメンバーで構成する。県内をメインにミュージカルを開くほか、奏の森の整備に取り組んだり、無農薬野菜を作ったりと循環型の暮らしの良さを地域に伝える。
 問い合わせは同館(電0265・73・8822)へ。
(写真は、公演に向け練習するメンバー)