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9月に御柱街道トレイル ロングとショート2コース 下諏訪町
2025年7月22日
下諏訪町内を会場に9月6日(土)、登山道や林道を走るトレイルランの大会「下諏訪御柱街道トレイル」(実行委員会主催)が初めて開かれる。コンセプトに「神々と一体となる一日」を掲げ、自然と歴史が息づく町ならではのロングとショート、2コースを用意。全国の初心者〜上級者のトレイルランナーが集い、下諏訪の魅力を体感できるコースを駆ける。
本大会のコースディレクターを務める守屋山快速登山クラブの代表、西山達也さん(43)
=駒ケ根市=によると、下諏訪の魅力である自然と歴史をつなぐコース設定になっているといい、いずれのコースも諏訪大社下社秋宮がスタート地点。ロングは18歳以上が対象で、累積標高2300メートル、全長42キロ。諏訪湖が臨め、眺望の良い三峯山や国の天然記念物の八島ケ原湿原(木道は歩行区間)などを駆け、町の中心地から最奥まで変化に富んだ景観を堪能できる。
ショートは中学生以上が対象で、累積標高550メートル、全長14キロ。御柱の山出しスタート地点である棚木場、木落し坂など曳行路をたどるほか、街並みを一望できる桜ケ城跡、水月公園を走る初心者でも安心なコースとなっている。
西山さんは「何回走っても飽きないコースで、一度走ればもう一回来たいと思える」といい「交通の便も良く、首都圏から気軽に来ることができるので、諏訪地域に人が来る切っかけになればいい」と期待する。
大会前にはコースの試走や環境保全のための草刈り作業などの整備を行う。レース翌日の7日(日)には周辺のごみ拾いをする会場クリーンアップも実施する。自由参加で、申し込みの必要はない。
エントリーは8月4日(月)まで。ロングは先着600人で、参加費10000円。ショートは先着300人、6700円。加えて駐車場を利用する場合は1000円がかかる。大会の詳細、申し込みは同大会公式サイト(https://www.nature-scene.net/shimosuwa/)へ。(写真は、ロングコースの三峯山からの眺望。諏訪大社下社秋宮から全長42キロのコースが用意されている)