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ガラスの音色涼しげに 上諏訪駅に風鈴300個お目見え

2025年7月16日


 JR上諏訪駅に15日、ガラス製の風鈴約300個が取り付けられた。風に揺られながら涼しげな音色を響かせ、駅の利用者を出迎える。展示は8月中旬まで。諏訪湖祭湖上花火大会の前には取り外すという。
 信州の涼しさと日本最大級のガラスショップをアピールしようと、信州諏訪ガラスの里の提供で1999年から飾っている。コロナ禍も展示を続け、多くの観光客を迎える諏訪の夏の風物詩となっている。
 作業には、駅と諏訪ガラスの里の職員ら約10人が参加。ことしも金魚、花火、朝顔などの絵柄が入った風鈴が縦4メートル、横2メートルの竹製の枠につり下げられた。
 大きさやデザインによって「チリンチリン」「カランコロン」と、さまざまな音色。駅構内には涼しげなハーモニーが響き、観光客もスマートフォンのカメラを向けていた。
 同駅の駅員は「諏訪に来て、風の気持ち良さを味わってほしい。風鈴の音色を聞き、夏の涼を感じてもらえたら」と話した。
(写真は、上諏訪駅に涼しげな音色を響かせる風鈴)